ピアノレッスン備忘録 3連符とスタッカート②

ピアノ

本日もピアノレッスンしてきました。
たくさん習ったことを忘れないように早速残していきたいと思います。

このお話しで使用している教材は
おとなのハノンとみんなのオルガンピアノの本3です。

ハノン5番目

指を縮めるトレーニング

人間の指は親指・人差し指・中指は比較的普段の生活で使用するのでよく動きます。
逆に薬指と小指は日常生活ではあまり動かすことはないので意識しても動かしにくくなってます。
これはもう動物の肉体構造上仕方のないことで、それをいかに動かしやすくするのか考える必要があるのです。

ここで出てくるトレーニングが今回のハノン5番目
ドレミファミソファミ・レファミソファラソファ・ミソファラソシラソ・・・と続いていくのですが

右手は1小節目最後のミと2小節目最初のレを指番号3→1から縮めます。
これは、すんなりできると思います。

問題は左手で、1小節目最後の「ソファミ」を普通なら隣り合ってる鍵盤で1番→2番→3番と弾きたいところなのですが、次の2小節目で「レ」を5番で弾くと3番と5番が窮屈になります。
そのため、「ソファミ」を左手1→2→3と弾くのではなく、1→とここで縮めるのです。
そうすると、2小節目の頭を縮めることなく5番の小指で弾き始めることができるのです。

ここで、おや?
どうせ縮めるのなら、1→2→3→5と縮めるのと、1→3→4→5と縮めるのでは結果的に同じなのでは?と思うかもしれません。

ここで冒頭でお話しした、人間の手の構造上の動きやすさが関係してくるのですが、親指から人差し指を飛ばして中指に縮めるのは動かしやすいので さほど難しくありません。
しかし、中指から薬指を飛ばして小指に縮めるというのは前者に比べて圧倒的に動かしにくいです。
なので、じゃああえて動かしにくい場所で縮めるのではなく 動かしやすい場所で動かしておこうよという考え方なのです。

テンポが遅曲や音符が少ないうちはあまり差を感じないかもしれませんが、これから上級な曲を演奏していこうとする中で指を効率よく動かしていくことは必須になります。

楽譜に書かれてある指番号は必ず意味があるので、自分がやりやすい動かし方と違う番号が書いてある時もあるかと思いますが 特に初心者のうちはできるだけ書いてある指番号に沿って練習してください。

そして、自分がやりやすい運指と記載されている番号が違うときは「なぜこの動かし方なのだろう?」と考えてみてください。
そうすると、効率的な指の動かし方の答えが見えてきます。
考えた上で、自分なりの運指をするのは全然ありです。
ただなんとなく「こっちの方が楽だから」という感じでやらないようにしましょう。

ハノンだけでかなり長くなりましたが、本日学んだことはまだまだあります。

みんなのオルガンピアノ3 ドイツのおどり

ここでメインの学習ポイントは「ラソファミレドシラソファミレド」の右手のスケールの指くぐりををいかに滑らかにつなぐかというところです。

答えは
・鍵盤から指を離しすぎない
・くぐる時、次弾く鍵盤の方になるべく指を寄せておく
ここを特に意識して弾くといいです。

さらに、最初フォルテ(強く)からスフォツァンド(特に強く)の強弱記号がついているのですが、記号をついているところで急に大きくしてしまうのではなく
1つ手前の音から響きを持たせて滑らかに大きくする意識を持ちましょう。
(クレッシェンドみたいな感じで)

その後に「ラシド・ラシド・」とスラーからのスタッカートとまたフォルテ→スフォツァンドが出てくるのですが
スタッカートのポイントがとにかく弾くときに指を鍵盤につけたまま、その反動ではじく。上からの勢いで押さない。

切れ味を増すために腕全体をおろす、だけど肘は下げない・・・と指摘されますがこれが難しくて私がまた体得できてませんので、またコツが分かり次第追記します。

3連符

本日から新しく自分で選んだ課題曲をスタートします。
そして最初からいきなり難しい3連符が出てきました。

三連符画像

時々出てきますがいまだに慣れない3連符。
普通は8分音符だと4分音符の半分なので8分音符2つ=4分音符1つなのですが、8分音符に「3」というカッコで括られた数字があったら4分音符1つを8分音符3つで割ることになります。

普段は4分音符の「タン」を8分音符の「タタ」、次は16分音符の「タタタタ」と2の倍数で増えていきますが、3連符は1拍の間に「タタタ」と入ります。

最初は難しくてわけがわからないと思いますので、メトロノームなどで合わせてリズム感覚を覚えましょう。
3つで割るのもあくまで「均等に」なので「タタタン」など、鳴らしている音は3つだけど変なスペースが入らないように注意しましょう。

そして、この3連符は同じ音を連続して鳴らすので同じ音(今回はソ)を3回叩くのに右手の指番号3→2→1と全部違う指で弾きます。

コツとしては、鍵盤上に指を垂直に並べて1番頭の音をメインで残りの2音はオマケという感覚で「タタタ」と弾きます。

3連符なので結構早く動かさないといけないので「タタタ」を何回も何回も鍵盤で練習しました。
この時もスタッカートと同じで指を鍵盤から離さないこと。

まだまだ慣れないしリズムをとるのが苦手ですが、コツコツ頑張っていきましょう!

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