つい先日X JAPANの幕張メッセ3daysに参戦してきました。
X JAPANといえばソールドアウトになるぐらい日本を代表する人気のバンドなのですが、そんなモンスターバンドの大きなライブ会場はたいがい「座席指定」されてるんですよね。
しかし届いたチケットは「スタンディング・整理番号 B3000番」
ZEPP TOKYOなどのいわゆる ライブハウスに見られる「スタンディング整理番号」
ドームや大型ホールでは全席指定が多いので聞きなれない方も多いと思います。
ここではライブハウスではなく 比較的大きな会場でのスタンディングとは?
全席指定のノリでいくと 混乱する方も多いので解説していきす。
「整理番号順」とは
座席はなく呼ばれた番号順に入場し 好きな場所で観る。要するに早いもん勝ち。
ファンクラブ用の特別な頭文字除き、基本的にAの1番から順に B→Cと呼ばれて入場していく。それまでは、各整理番号別に指定された待機場所が用意されているのでそこで待機。
なのでAの若い数字が有利。しかし、開場前に来ていないとどんど入場していくのでギリギリに行くとどんだけいい数字でも無意味です。
極論、Aの1番のチケットを持っていても Dが呼ばれてる頃に行くとすぐに入場は出来るけど若い番号の意味はもはや無く Dの人と同じ。
入ってもすでにいい場所は埋まっている・・・という状態です。
なので、幸運にも若い番号が当たった時には 開場時間前にはトイレも荷物も準備万端にして呼ばれたらすぐに入場出来るようにしておきましょう。
次々と中に人が入ってきていい場所の周りはすぐに満員になってしまうので、場所確保後のトイレは困難な覚悟をしておきましょう。
後ろの隙間もすぐに埋まっていきます
「ブロック指定」
整理番号順ではなく、ブロック指定という場合もあります。
その場合は会場に指定されたブロック内で好きな場所で観るということですので 呼び出し順ではありません。
Aブロックを持っていたら 何時に行こうともAのブロック内で観るということです。
とはいえ ブロック内でもいい場所は先着順なので、いい場所でみたい人はやはり開場前には行きましょう。
区分けされてるので 整理番号順ほどではありませんがそれでもブロック内の人気の場所はぎゅうぎゅうです。
スタンディングでの注意事項
座席がない ということなのでみんなそれぞれいい場所で観ようと人がぎゅうぎゅうになります。特に前の方は 通勤時の満員電車のようです。(しかも運転がかなり荒い揺れる電車)
入ったら最後、ライブが終わるまでは出られない覚悟をしましょう。
↑柱でステージが見えないという最悪なパターン
周りに人がいっぱいいると女性や背の低い方は全く何も(下手したらモニターさえも)観れないということになりかねません。
ぎゅうぎゅう詰めが苦手、全く見えないのは嫌・・・そんな時は後ろの方へ行くと 比較的快適に観れますよ。
スタンディングの際の注意事項
座席指定とは違った鑑賞方法なので、はじめてスタンディングで観る方は以下を一読していただけると当日の混乱を少しでも防げます。
荷物は最低限に
荷物はドリンクとタオルと携帯・スマホ、少しの現金ぐらいにして 後はロッカーかクロークに預けましょう。
足元に置くと危険なのでスタンディングでのバッグはかなり邪魔になります。踏まれても無くなっても持ち込んだ人の責任です。後述するモッシュに巻き込まれる可能性がある最前列は特にです。
モッシュ・サークルに注意
お客さんの層にもよりますが、前方はぎゅうぎゅう以外にも後方からのモッシュ(おしくらまんじゅうみたいなの)に合う可能性大です。
サークルとは人が円の中心をあけて空洞をつくり、あるタイミングで円の中心を走り回ったり踊ったりする行為です。
適度な間隔にいた人たちが サークルを作るために真ん中を空けるため一時的に円の外側がめっちゃぎゅうぎゅうになります。
こちらはやや後方でも人が密集している場所だと巻き込まれる可能性あり。
激しい曲があるバンドは特にです。
初めてモッシュ・サークルに遭遇すると殴られたり突進されたりで ビックリするかもしれません。
メガネや落ちやすいアクセサリーは注意。時計やゴツイアクセサリーは凶器になるのでしない方がいいです。慣れてない方は柵に掴める場所以外は周りの干渉を相当覚悟しておいてください。
後ろの方は比較的平和で押してくるお客さんはあまりいません。
落ち着いて見たい人は後ろがおススメですよ。
押してくるお客さんへの怒りでライブが楽しめないのは本末転倒ですので、前の方はそういうもんだという割り切りが必要です。
怪我しないように楽しんでください。
どうしても周りのお客さんによっては背が高い人が前にいると全くステージは見えなくなったりしますので、「今ここで」「生で」演奏しているライブを耳で楽しみましょう
やはり生音源は全然違います!
ドリンク代
ライブハウスの場合はほぼドリンク代が別途必要なので500円玉を別途用意しておいてください。
幕張メッセなどの大型会場ではドリンク代ありませんでした。
必要な場合はチケットにドリンク代別と書いてあるはずです。
・・・と かなり激しいお客さん前提で特に前の方中心で注意事項書きましたが
前の方でなくても柵の近く(前に人が立たないような場所)は比較的見やすいのでオススメです。
大型会場でスタンディング慣れてない方はスタッフに「どこで見たらいいんですか?」と尋ねてるのよく見かけました。
答えは「どこでもいい」です。
実際私も整理番号Bで行った時は前から1柵目行きましたが ほんとに人がすし詰めでステージは全く見えませんでした。
翌日は整理番号Cで前日よりも遅くに入りましたが3柵目(1番後ろのブロック)から入ると2列目で観れたので初日より見えて快適でした。(音の迫力はやはり1柵目の方がよかった)
整理番号別の待機列はありますが、結局は呼ばれないと入れないので自分の番号が近づくまでは比較的自由にしてていいと思います。待機列に早く並んだからといって、早く入れるわけではないです。特に遅めの数字だと立ちっぱなしで待機列で待つのも結構疲れますので・・・
私は呼ばれるのが近づくまで空いてるところで座ってます。
以上、大型会場のスタンディング注意事項でした。
ライブ楽しんでください!
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